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ししおり文庫

夜の図書室

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閉館のチャイムが鳴ってから、この図書室はもうひとつの顔を見せる。 書架のあいだを歩くと、背表紙の題名が少しずつ入れ替わっていく。昨日まで『星の地図』だった本が、今夜は『あなたが忘れた手紙』になっている。 司書の灯子は、そういう夜にだけ訪れる客のために、カウンターのランプをひとつだけ残しておく。

2件のコメント
ゲ
こ

ことは

灯子さんのランプの描写が好きです。金曜が待ち遠しい……!

し

しおり文庫スペース管理者

うれしいです。来週はいよいよ扉の向こうです。

ふ

ふみ

第1話から一気に読みました。