ししおり文庫夜の図書室しおり文庫閉館のチャイムが鳴ってから、この図書室はもうひとつの顔を見せる。 書架のあいだを歩くと、背表紙の題名が少しずつ入れ替わっていく。昨日まで『星の地図』だった本が、今夜は『あなたが忘れた手紙』になっている。 司書の灯子は、そういう夜にだけ訪れる客のために、カウンターのランプをひとつだけ残しておく。#短編2026年9月18日
ことは
灯子さんのランプの描写が好きです。金曜が待ち遠しい……!